廃れた町に一店舗目を構えた松本氏は、お客さんに長居してもらうことで、いつもお客さんがたくさんいる繁盛店に見せかけた。
この作戦が項を奏して品不足になると、買物をしたお客さんから、薬の空き箱を譲ってもらい、ガラスケースにずらりと景気よく陳列した。
これも成功すると、店頭で猿を飼って、子どもを集め、子ども達の親が買物に来るように仕向けた。こうして、知恵を振り絞り、成功をつかんだ。
松本氏はこう語っている。
「ないふりをしてはいけない。あるふりをしろ。そうすれば人は集る。」
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注)これに似た話を思い出した。
私はあなたに
「自信をもて」
なんて言いません。
そんなのは、無理。
よっぽど思い上がらない限りは、
むずかしい。
自信があるように
ふるまうこと。
これが一番、現実的です。
どうしたら、
「この人は自信があるんだ!」
と思わせるか。
これは意外なほど簡単。
コミュニーケーションの仕方を
いじるだけで相当かわってしまいます。
- 大きな声で、
- ハキハキと
- よく話す
これに尽きます。
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注)さらに上記に似た話を思い出した。
『自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、
そして厚みすらがない。』 吉田秀雄(電通鬼十則)